「楽書Tシャツをつくろう！」阿佐谷幼稚園

夏休み直前、杉並区の阿佐谷幼稚園にて “年長さんのスペシャルデー”で 楽書Tシャツをつくろう！という内容のオファーを頂き人材育成チームの矢尾板友美さんと共にワークショップを行ってきました。こちらの阿佐谷幼稚園は教会の付属幼稚園で個性を尊重し、園児さん一人一人が明るくおおらかでのびのび成長していける素晴らしい園です。

〜楽書ワークショップ〜 楽書は心を表現する書です。その為に、始める前に心と身体の準備をします。それは古代文字とYOGAを融合させたFUN体操。深い呼吸も行い、心身ともに落ち着いてから制作のスタートです。

今回は古代文字で名前の一文字を書きあげました。 躊躇なくただ楽しく書ける子ども達、その思いきりの良さ、楽しめる能力からいつも教えて貰うことばかりです。 文字を書き終わったあと、筆を上下に動かしてピピッ〜と筆先の飛沫を飛ばします。ピピの儀式!!と私は勝手にそう呼んでいます(！)…普段はこんなことをしたら叱られてしまいますが、私も一書家の表現として取り入れている筆の使い方です。見本の通りに一般的に綺麗な字を習うお習字とは違った、アートとして自分を表現する楽書の醍醐味でもありますね！これがとても楽しくて、止まらなくって今回も盛り上がりました。 どれを見ても同じものがなく、一つ一つが違うと言うことは、とても素敵なことです。 この事からも多様性を自然に知り、違いからお互い尊重することを学びます。 楽書の輪をアート表現、文字への興味、教育的な見地からも広げて行けたらと思います。

梨世