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熊谷雲炎_現代書家_展示2

代表の熊谷雲炎が、ベップ・アート・マンス2021、ART SHODO NEXT 2021-2022 Tokyo Shodo Weekへと参加いたしました。

 

茨城取手で活躍する現代書家、熊谷雲炎によるアート書道展示。

 

 

一本の線でつながろう コロナ禍でおこなうGive-and-take

2005年に別府市にて、BEPPU PROJECTを立ち上げた山出淳也氏は、25年前に守谷の地を訪れ、アーカスプロジェクト(茨城県が策定した構想を元に、茨城県守谷市を拠点に行われているアーティスト・イン・レジデンス活動)にて、過去に行ったプロジェクトを発表していました。・・・そして現在、果たして文化的な盛り上がりを、ここ守谷市で起すことは可能なのでしょうか。一芸術家としての想いを(そして守谷市と遠く離れた別府の地を) 一本の線でつなぐようにして行われたパフォーマンス映像作品です。

ベップ・アート・マンス展示風景
会場:高屋

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ART SHODO NEXT 2021-2022
Tokyo Shodo Week 出品作
会場:三鷹市芸術文化センター

茨城取手で活躍する現代書家、熊谷雲炎によるアート書道展示。

熊谷雲炎

「曖昧スケルトン」2021

『和洋折衷』と古代文字で書いている。

日本人は西洋の文化を取り入れることが大好きだ。クリスマスもハロウィンも今や日本の風物詩になっている。
スマホで知識や理屈ばかりを得て、行動が伴わない今の若者たち、曖昧スケルトンはそんな頭でっかちな考え方から生まれた。モラルに欠けた今にも崩れそうなオブジェに例え、社会彫刻とした。

もともとコスプレ文化に馴染みがあった日本では親和性も非常に高い、悪霊から身を隠すための仮装の範囲を大きく超えて、何でもござれのコスプレとして、独自の方向で進化していった。このスケルトンが渋谷を歩いていても誰も何も思わないだろう。

なぜ渋谷に聖地が生まれないのか、知らない者同士が出会いすれ違う場所で、ただ騒ぎたいだけの純真な若者たちの影にこのスケルトンが隠れているのかも知れない。

文字をオブジェ化するのは、文字そのものの意味を捉えるのではなく、その文字が持つ意味の背景を知って欲しいからである。過去と現代で様変わりした言葉の意味は、従来の書道とは全く違い文字を読むのではなく、絵を見る時と同じような感覚になるよう意識した。

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