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書道団体「無限未来」が行なっている人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。

人材育成メンバー夏合宿 @ 書彩 3日目

合宿3日目には、蒼月先生の教室にて実際の生徒さんへ向けて特別授業を行いました。

自分自身を見つめながら整える呼吸法をしていると、ゆっくりそして静かに全員の呼吸が重なって聞こえてきます。自分自身の「はな・花・華」を書き上げる為に、様々な想いを巡らせます。古典の法帖から選んだ文字を、さらにわかりやすいようにお手本として朱液で書き上げるのも指導者の仕事。筆法・筆順・形筆を間違えず、より見やすいように。たくさんある「はな・花・華」の中から、自分が思い描いている「はな・花・華」を選ぶ。お手本そのものからイメージするのではなく、そのお手本からさらに自分の思考・感情を落とし込んで形にしたら…を想像して創造して、様々な太さ・素材の筆や、墨の濃さ・ぼかし具合なども自分で選択していきます。

書道団体「無限未来」が行なっている書道家になりたい人を応援する人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。

書道団体「無限未来」が行なっている書道家になりたい人を応援する人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。

お手本通りに書きながらも、次はどんな風に書こうか考えている様子。「自分の花ってなんだろう?」「どんな花なんだろう?」「それを文字で表すってどうゆう事だろう?」そんな問いかけに、小学生達は素直にその時自分が思ったままに筆を走らせます。

 

書道団体「無限未来」が行なっている人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。

 

ひととおり書き上げた後は、作品をみて思ったこと、感じたことをお互いにおしゃべりし合う対話による鑑賞でのアウトプットとインプット。見る目を養い、その気持ちを声に出す事でさらなる作品への理解、そして、お互いの作品にたいして、書への想いに対してのコミュニケーションも深めます。書きあがったものは、いわゆる古の名筆とは程遠いかもしれないけど、それを書いた時の気持ちやその花への考えを聴くと「なるほど!」「素晴らしい!」と感嘆の声が漏れるのは、大人も子供も一緒にレッスンを受ける無限未来ならではの光景です。この対話型鑑賞会でも、大人の作品に対して子供たちが自分の意見や気持ちを伝えます。全ての作品の前では、年齢も経歴も関係なく、書を楽しむ、学ぶ、上達を願う、そんな仲間として意見が飛び交います。ただ、見た目の文字の美しさだけを追求しているわけではないところが無限未来の一番の自慢出来るところです。

 

書道団体「無限未来」が行なっている人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。   書道団体「無限未来」が行なっている人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。

 

 

臨書は、技術もまだまだ追いつかない人材育成にとってとても難しいですが、1枚1枚出来上がった作品は、じっと見つめていると色んな事がわかってきます。起筆、筆の運び方、筆圧によるかすれ、大きな紙の中に書かれた文字の並び、大きさ、余白の美しさ。改めて法帖を見ると、名筆と言われる所以がが理解できるようになります。臨書、そして全紙で書くというのは、こうゆう状況でもないとなかなか自宅では出来ないかもしれないですが、たくさんたくさん書いて、自分なりの技術向上に役立ててほしいと思います。

また、楽書®ビギナーコースでは、小学生やワークショップなどで、楽書®を指導出来るようになる項目があります。言葉には様々な意味があり、漢字にも様々な意味があります。相手に伝える手段として生まれた象形文字から出来た漢字。その漢字を苦手だなぁと感じる小学生にこそ、この古代文字ワークショップを通じて、今の自分自身を表現できることの楽しさに気付いてほしいという想いから無限未来ではワークショップを取り入れています。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

人材育成のメンバーが考える「書」「楽書®」「無限未来」について、それぞれが宿題として考えてきた事をひとつづつメモに書き出す、意見交換の場も設けています。こうして出た意見を同じようなカテゴリーに分け、ひとりひとりの想いを共有していきます。雲炎と梨世がスタートさせた「楽書®」を核とした無限未来ですが、人材育成メンバーの想いを知る事で、さらに輪は広がりを見せています。

 

書道団体「無限未来」が行なっている人材育成、書道家コースの長野千曲市で行なった養成合宿記録です。   

    

 

 

 

 

 

はるくんがダウンしていても、話は尽きませんでした・・・!

 

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