アートと書の対話による鑑賞体験
人材育成メンバー対象を中心に、対話型鑑賞のファシリテーター小田川悠さんによる、書とアートの対話体験会も行っていただきました。様々なアート作品での対話を行ったあとに、また様々な「光」の文字を見て、それぞれが感じたことや思ったことをおしゃべりしました。
日頃、見慣れてる光という文字の筆使い1つをとってみても様々。書き方によってまた、感じることも本当に様々です。ヨード卵「光」であったり、出「光」であったり、顔真卿の「光」だったり。ひとしきりおしゃべりした後に、文字の書体に込められた想いを聞くことで、自分ならば、どんな光を書こうか?と「一字」に想いをのせることから、書と向き合う体験となりました。
後半は、対話後に改めて「自分ならばどんな光を書くか?」と、参加者全員の書いた光を梨世先生による対話観賞。日頃の教室運営でも生徒さんへ教えるだけではなく、鑑賞会を通じて、感じていることをお互いに伝え合うことで、自分だけでは気づけなかった自分の良さに気づく。また、相手を認めることで、自己肯定感や自分を表現する楽しさにもつながります。
対話による美術鑑賞について (アートコミュニケ―ションランドリー )
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