子どもたちが「臨書」をするということは?
今秋の無限未来の作品展の作品制作が本格的に始まりました。
梨世塾こどもの教室では空海の飛白体、雑体書の中の垂露篆などについて、
空海が日本の高名なお坊さんであることを学んだり、
飛白体や垂露篆の映像を見て、様々な感想を対話して行いました。
・怪しげ
・綺麗
・不思議
全然上手じゃない!と人によって感じ方は様々です。
その一見遊んで書いているように見える書に挑戦致しました。
歴史を知って、臨書もして、そこからの自己表現。
1時間で全てをこなす子どもたちにいつも脱帽。これぞまさしく楽書です。
臨書とは過去の古典(書家)の技術を学び、同時に時代背景や書家の人間性なども知り、文字に反映をさせていきます。
その文字の書体がいつ、どうして出来たのかなどもお伝えしながら行いました。
子どもたちに臨書をするということは?
① 文字を観察
② 書く
③ 自分と手本を違いを見つける
④ 言葉に出して言ってみる
⑤ 知った上で書く
その手順をしっかり踏むと、大人顔負けの臨書が出来上がりました。
小1~中2の作品です。私は子供たちに完敗しました(笑)
草書に興味が出た方には名前も草書でチャレンジして貰いました。
梨世
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