人材育成メンバー夏合宿 @ 書彩 最終日
筆も持たずになにをやっているのでしょうか?「俯仰法」を体で覚える為の「エアー書道」です。自分の腕を筆の柄に、手先を穂先に見立ててのエアー書道は、「筆を立てて書きなさい」と言われたお習字書道の概念を吹き飛ばすべき方法のひとつとして、雲炎先生と梨世先生が日々のレッスンでも取り入れています。運筆の仰ぐ、俯せる(伏せる)を、目の前の宙に書くのも体全身をつかってやる事で、書に必要なリズムを体感します。
この様に座って真下に書く事で、実際の運筆が良く理解でき、俯仰法では書いている途中で360度あらゆる方向に筆が傾きます。右に進むときは右に筆を倒すように手の平を仰ぎ、左に進むときは左に筆を倒すように手の平を伏せる。つまり、書いている途中で手の平が上を向いたり下を向いたりする筆の運び方を体感出来るということです。
その「エアー書道」を生かしながら、柄の長さが85㎝、穂先が25㎝、穂の直系が5.5㎝。墨をつけると、7㎏から8㎏にもなる大筆をつかったパフォーマンス練習を最終日に行ないました。
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